3月7日(日)東大和市民体育館にて、第24回東京都スポーツチャンバラ大会が開かれた。当日は朝からあいにくの雨。開催場所が遠いことや、天候にも恵まれず、残念だが出場選手はやや少なめでした。わが不動塾からは9名の門下生が参加、各部門で熱戦を繰り広げました。入門1?2ヶ月の選手(お父さんと子ども)が頑張って入賞したりはしましたが、全体としてはなかなか結果に結びつきません。勝つというのは本当に難しいことです。心・技・体、そして運も必要。ただ勝つ事だけが大切なことではないと、いつも門下生に話をしている自分。それは勝ったことがあるから、と思う人もいるかも知れません。でも本当に言えることは、自分らしい勝負がその時出来たかが、とても大切だと思います。精一杯やれば、とても清々しい気持ちで次に進む事ができます。それを続けていけばきっと得る事がある、そう信じているわたしです。
そんな中、最後にとても嬉しいお知らせがあります。わが不動塾の足立区メンバーが、地区別対抗団体戦の部で見事、優勝をはたしました。絶対的な力はないチームでしたが、ひとりひとりが気持ちをひとつにした結果の優勝。門下生はみんな笑顔で、この栄冠を共に分かち合いました。わたしはいままで味わった事のない、最高の喜びをみんなからもらい、道場をやって来て本当によかったとこころから思いました。涙が出そうになるのを何とかこらえましたが、ごまかすのが大変でした。本当にみんな良く頑張りました。「おめでとう。そしてありがとう。」みんなの先生で良かったです。これからもいっしょに頑張りましょう。
※地区別対抗団体戦/足立区代表 先鋒・小坂井洸明、次鋒・田中瑛斗、中堅・小坂井璃子、副将・萩田雅大、大将・宮田康平
個人/田澤司馬・小太刀級の部3位、小澤良一・小太刀級の部敢闘賞