護心館の目付け役とも言える、吉田の爺が1月23日に亡くなった。享年73才。ここ数年、体調をくずしていると聞いてはいた。爺とは呼んでいたが、わたしにとっては親父のような存在。入門以来公私にわたりお世話になった、大切な人。言葉では言い尽くせない恩人でもある。通夜、告別式がしめやかに営まれ、故人を忍んだ。田淵先生をはじめ、多くの門下生が弔問に訪れ爺を送った。24日は朝から雨。ご家族や私たちの悲しみをまるで代弁しているかのようでした……。
「結婚祝いの席、ありがとう」「出産祝い、ありがとう」「いっぱい、いっぱいありがとう」爺、おつかれさま、ほんとうにありがとう。わたしたちのこころの中で、ず?っといっしょです。『もらっても、もらってない!』と言って最後まで諦めない、爺の剣は永遠です。これからもわたしたちをそっと見守ってください。この場をかりあらためて、御冥福をお祈り申し上げます。 合掌。