みなさん新年の準備は整いましたでしょうか?年末になると一年の早さを、毎年痛感している私。ボヤいたところで何も変わらないのですが、つい言ってしまうのは歳をとった証拠。どんなに元気に振る舞っても身体は正直で、あっちこっちに不具合が生じています。年末から続く腰の痛みは一向に良くならず、年明けにMRI検査を受けることになりました。食欲はあるので悪い病気ではないと確信しています。また更に痛みを乗り越え一回り強くなり蘇りたいと思います。
さて、みなさんにとってこの一年はどんな年でしたでしょうか?良いこと、悪いこといろんなことがあったと思います。全部ひっくるめてプラスに捉え、生きる糧と考えましょう。
さて、一年の締めくくりに私が大切にしている言葉を送ります。不動塾の塾生紹介カードにも載せていますが、その言葉は「如山重恩」。中国の古い言葉で “ひとから受けた恩の重さは、山よりも重い。” という意味。70年生きて来た中で、いろいろな人と出会い、そして生き方に出会いました。自身の弱さや至らなさを感じる時、いつもそばで助けてくれた人たちがいました。かけがえのない人たちとの出会いで、自分が生きていることを感じています。年を重ね今自分ができることを考えると、この恩恵を返していくことこそ大切な役割と考えています。少しでも恩返しができるよう2025年を生きようと思います。みなさん来年も元気に楽しく稽古に励み、自分磨きを一緒にしていきましょう。
※2025年の初稽古は足立支部は1月11日(土)、江東支部は1月12日(日)からです。みなさんの笑顔に会えることを楽しみにしています。
三芯館・不動塾 植草庄治