2005年6月5日(日)、江東区立東陽小学校にて第5回江東区スポーツチャンバラ大会およびOPEN大会が開かれました。前日の予報で心配だった天気も晴れ、体育館内は気温の上昇と選手の熱気が重なり熱い大会になりました。大会参加選手約150名、内子供が7割。楽しい雰囲気の中、各コートで熱戦が繰り広げられました。
開会式の最後に模範試合、模範演武、※小太刀護身術をおこないましたが、今回はじめてスポーツチャンバラで身につけた技、動きを実戦にどう活かし、使うかを実験的に披露させていただきました。場内は一瞬、静まり返り緊張感がはしり、終わると同時に拍手が沸き起こりました。不動塾の門下生(村松義久・石並良輔・村松美結・植草澪)ご苦労様でした。
最後の団体戦は、いつもながら多いに盛り上がり、試合を通じ各チームの結束力がより強くなったことと思います。これこそスポーツチャンバラの目指す人の和と輪。とても素晴らしい大会になりました。
最後にいつもながら、ご協力頂きました諸先生、ご父兄の方々にこの場をかり、心よりおんれいを申し上げます。またお手伝い頂いたJr.リーダーのお兄さんたちありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
※小太刀護身術
不動塾の提案で、もともと護身術として生まれた武道の原点にかえり、普段の生活の中潜む危険回避の仕方、というのが目的です。小太刀の代わりにリコーダー、ペットボトル、週刊誌等、身のまわりの物を使っての実戦演武を行ないました。少しスポーツチャンバラのイメージが変わったかもしれません。考えられないような事件が多い中、いざと言う時使ってもらえる、また使えるものを求めた結論です。もちろんそこには、強い精神力がともに必要と考えております。会場でも説明しましたが、まともに戦っても勝てなければ得物(身のまわりの物)で身を守りましょう。そして相手の虚をつき、急所等を攻め制圧できたらすぐに逃げる。これが子供たちに知ってほしい、今回のコンセプトです。いかがでしたか?