コロナ禍の中、梅雨の大雨により二重苦の被害を受けている皆様にこころからお見舞いを申し上げます。
新型コロナウィルスの猛威により2月から稽古の休止を余儀なくされ、みなさんには大変辛い思いをさせております。7月はじめにようやく感染が収まってきたかと思い気や、再び感染者数が増え再び緊張感が増し先行きが見えない状況となりました。本部のサイトでも大会の再考を呼びかけておりますが、なかなか思うようには行かない状況となっております。不動塾では江東区・足立区と年2回大会をして来ましたが、今年度は自粛し来年度の状況を見ながら行なう所存です。三密やらソーシャルディスタンスやら運営上、皆様の安全を第一に考えると現時点では難しいと考えております。しっかりと安全が確保出来ての大会でなくては、大会の意義もありません。気を使いながらの大会では、本当に楽しいと言って頂ける開催にはなりません。安全・安心がしっかり担保できる確信ができましたら、改めて大会実施の運びとさせて頂きます。その節はご協力のほど宜しくお願い致します。
さて、門下生のみなさんお元気でしょうか?道場は休止となり早いもので4ヶ月。毎日どのように過ごしているのか、とても気になっております。道場の再開のメドも立たぬ中、仕事や学校も含め何かと大変な思いをしている事と察します。改めて思うに何気ない日常がいかに幸せなことなのかを、痛感しております。仕事ができる、学校に行ける、友だちに会える、そんな当たり前の事が当たり前ではなかったことに気づかされたコロナ禍。これはわたしたちが忘れていた大切な「感謝」という気持ちを、あらためて思い出す機会を与えてくれている気がします。ひとを思いやるこころを忘れず、そして日々感謝の気持ちを持ち大切に一日一日生きなければ行けないと感じています。なかなか終息の目処が見えてこない状況ですが、みなさんしっかりと自身と向き合い頑張ってこの状況を打破しましょう。いっしょに武道で培った我慢強さを、こう言うときこそ使わなければなりません。いま、本当の強さを手に入れるチャンスとプラスに考え、みんなで一緒にコロナを打ち負かそうではありませんか?ファイト!!です。必ず来るみなさんとの再会を信じています。不動塾 植草庄治