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「東陽小・防犯MAP」(06.8.1)
 娘が通う学校のPTAに参加し、1年がたつ。正直、縁遠い世界ではあったが、何故か気がつけば・・・。自分に何が出来るのだろう?PTAの仕事は思っていた以上に多い。その中で自身を生かせる、そんなことがあるのだろうか?  
 手探りではじめた活動。そんな中、幼い子供を狙った凶悪犯罪が続き、連日悲しい報道が各メディアから流れた。どうして幼い子供ばかりが、いつも犠牲になるのだろう。学校も父兄もやりきれない気持ちと憤りで、 神経過敏になっている。

 昨年末、第一回緊急防犯会議が召集され、話し合いがもたれ、子供たちを守るためのいろいろな意見が交された。結局、絶対という安全策がないことを思い知らされた私。どんなに手を講じても、事件は起きる。 だが運が悪かった、ではすまないのである。もし自分のこどもに何かあったら、と考えてしまうのは親なら皆同じではないだろうか?まずはできる事から・・・。
 そして「防犯MAP」の制作が決まった。今までも作られてはいたのだが、「子供の目線にたった分りやすく、見やすい地図」にをコンセプトに、新たなMAP制作にとりかかった。
 事前にアンケ−トを父兄から集め、危険な場所をリストアップ。そして自分の目と足で検証。改めて感じた、危ない場所のなんと多い事。日頃、さして気にもとめず歩いているところに、死角がいっぱいある。犯 人の意識で見ると、あそこも、ここもと、まさに無法地帯。絶対にこの事実を、子供たちや父兄のみなさんに伝えなければ・・・。そして防犯への意識を少しでも高めてもらえるような、MAPを創ろうと心に誓った。


 さっそく、他の学校ではどのようなものを作っているのかをリサ−チ。 また新聞、その他の情報をかたっぱしに集め参考にした。集めたものを見れば、良し悪しは別にして、どれも熱いものを感じたのは事実である。 一ヵ月ほどを費やし、何とか完成。低学年の子供たちを意識し、危険な 場所には赤鬼、事故が起き安い場所には青鬼、そして子供たちを助けてくれる場所(子供110番の家)には、ハ−トの笑顔をアイコンで地図にほどこしてみる。子供たちにわかりやすく、そして見やすい工夫をし た。文章も出来る限り簡単にし、むずかしい漢字にはルビをつけた。こんなことしか、出来ない力のなさに不満は残るが、はじめの一歩。是非、このMAPを役立ててもらいたい。MAPをコミュニケ−ションのツ− ルとしても、利用して欲しい。親子でMAPをもって町を歩いてください。自分の目で確かめてみてください。それが私たちの願い、そして次への一歩です。

 「うちは大丈夫」なんて、そんな気持ち持っていませんか?おとうさん、おかあさん。未来ある子供たちをみんなで守りましょう。

東陽小PTA S.U. ※「防犯MAP」はこちらから。


                                
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