2010 ⁄

夏の思い出。「霊峰富士」は、日本一の山でした。

2010.Oct.22
夏の思い出。兄が亡くなり、あっという間に四十九日。残暑厳しい東京、法要を兼ねての納骨が行われた。やっとひとくぎり・・・。
ある日、門下生のキヌこと絹山から富士登山の誘いをうける。8月のはじめに話があり、ふたつ返事で行く事を約束していたのだが兄の事もあり、結局富士登山は月末になってしまった。一度は登ってみたかった「富士山」。いろいろな想いを胸にひめ、いざ頂きへ。それにしても登山者の多い事に、まず驚かされた。頂きをめざす登山道は、数珠つなぎである。老若男女はもとより、外国のひとが多いのにもビックリである。ひとはみな何を求め、この山に登るのだろう。
さて、富士登頂だが一般的には五合目まではバスで登り、そこから頂上をめざすのが普通らしい。わたしはそんなことも知らず、キヌに「一番したから登るんじゃないんだ!!」とひとこと。すると「エッ!どうぞ、先生おひとりで?!」と返された。だって修行をかねての登山じゃないの・・・。
後で思ったことだが、確かに下からは厳しすぎるかも・・・。なれた登山者でもそんなに甘くはないと、あとで仲間に言われた。思っていた以上に、厳しい行程だったのは言うまでもない。さすが日本一の山である。美しさの裏に、きっちりと厳しさを教えてくれるまさに修行。だからこそ、登頂した時の感動は言葉にならないのだろう。事実、山頂から眺めた「影富士」や「ご来光」どれもまさに絶景。むかし兄も登ったと聞いている。いま、同じ頂きに立つ自分。さあ、明日からまた一歩一歩頑張ってみようと思う。
P.S. 「富士山」。いままでにない色々なものを感じ、そしてもらった。ただ正直こんどまた、と言われればすぐには返事を返せない。山頂付近は荒涼とし、火山岩や火山灰に覆われ決して美しいとは言えない。やはり遠くから眺めているのが、いいのかも・・・。いや、それを知ったからこそ“本当の美しさ”を学んだにちがいない。富士山に合掌。

霊峰富士の旅

2010 ⁄

祝・東陽支部から2名、千住支部から1名はれて黒帯を合格取得。

2月に行われた昇段審査に、我が道場から3名の門下生が受験にのぞみ、3名とも無事初段審査に合格を致しました。
そのひとり神保くんは、会津支部で高校まで修行をつみ1級まで進んだが、大学受験のため休部。今年3月に大学を卒業し、東京で就職が決まりそれを機に再び拳正道に復活した22歳の若者。昨年の9月に連絡が入り、会津若松道場の増井先生のところで修行を重ねていたと聞きました。一度身を引くとなかなか戻るのが難しい武道の世界。彼は丁寧な言葉を選び、電話でもう一度“拳正道”を始めたいと熱く連絡をくれました。後日、増井先生からもご丁寧なメールをいただき、彼を思う先生の人柄に子弟の強い絆を感じ、彼をはれて東陽道場に迎え入れることに・・・。
また後の2名は、絹山が2年、板橋は3年と共に基本を充分に身に付けさせ受験にのぞませました。久しぶりに黒帯を3名出す事ができ、道場に新たな活気が生まれはじめました。ライバルであり,友でもある3名の今後がとても楽しみなわたしです。現在6月の乱取り大会に向け、毎週熱のこもった練習に励んでいます。これからは黒帯の重さをしっかりと受け止め、慢心せず長く修行に励んでくれることをこころからのぞみます。皆とともに生涯拳正の道を探し求め、わたしも修行を重ねて行こうと思います。

左から板橋幸広、神保正彦、絹山圭介の黒帯姿。

2010 ⁄

千住支部道場、お休みのお知らせ。

千住道場の稽古場としてお借りしている常東小学校の体育館が、6月より10月末まで耐震工事に入る事になり体育館の使用が出来なくなります。この間足立道場での稽古はお休みとさせていただき、門下生のみなさまには東陽道場への稽古参加をお願い致します。ご迷惑をお掛けし、大変申し訳ありません。

拳正道千住支部道場 道場長 植草庄治

2010 ⁄

今月(3月)の練習について

今月は卒業式等イベントの関係で、東陽道場での稽古ができません。有志は千住道場の方へおいで下さい。

2010 ⁄

新年あけましておめでとうございます。

10年続けている、恒例年越しランニングを今年も行った。大晦日の11時45分をスタートに元旦の朝を走った。近隣の公園内は流石に、人が居ない。ほぼ稽古の日以外は走るのだが、この日は特別。真夜中のランニングはどう見ても怪しいであろう。しかし私にとっては大切な時間である。時間の流れの早さに戸惑う年令(もうすぐ56才)である。本当に時間の大切さが身に染みる今日この頃。「一瞬の時間たりとも無駄にしない毎日を」と今年は心に誓った。皆様にとって今年が素晴らしい年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

2009 ⁄

今年度の拳正道夏期指導者研修会が、2日間にわたりおこなわれる。

年に一度の指導者研修会が、今年も茨城の鹿島ハイツにて行われました。前日の予想は雨でしたが、良い天気にめぐまれ当日を向えることに・・・。この時しかお会い出来ない先生方も多く、日頃から研修会に顔のだせないわたしには、とても大切で意義のある時間。今年度のテーマは“指導者の心得”、そしてサブテーマ“省みよう基本の基本”ということで2日間の講習がスタート。1日目はまず拳正訓からはじまり、基本突きで体をほぐしたあと、秋月道主、副道主の指導のもと弐段試験科目教伝がすすめられました。今回弐段の教伝DVDが先生方に配られ、それを見ながらの研修。拳正道は初段までのビデオが以前発売されましたが、今回は弐段試験科目があらためてDVDとして作成されました。待ちに待ったものが完成し、指導をする者には技の確認や復習に役立つ貴重なものになります。来年以降、三?五段まで毎年1本づつ作成するとお聞きした。教範だけでは確認できない、捌きや動き、そして手のつかみ方など細かな確認が映像でみることができる。あらためて作成された、道主、副道主に感謝である。

研修会では普段出来ない先生方との技の練習ができ、大変勉強になる時間。昨年八段を授かった土屋先生と座技の練習をさせて頂いた。先生が昨年やられた科目である。直接手ほどきを受けられたのは、運のいいこと・・・。二段科目の練習のあとは、谷理事長による講義“指導者の心得”がおこなわれ、各先生方は終止真剣な眼差しでお話に耳を傾けていました。1日目の最後は有段者試験が行われ、緊張感が会場にあふれる中、研修会は終わりました。何度受験をしても、この時の緊張感は変わらず、身が引き締まる瞬間である。夜の懇親会にて、受講されたすべての先生方が合格と発表があり、和やかな会がその後も続きました。今回もいろいろな先生とお話ができ、楽しい時間を過ごすことができました。練習はもちろんだが、この時間も本当に嬉しいと思うわたしである。

2日目は考試員研修(昇段試験における採点研修)と、道場開設の手引きが道主先生より講義があり、受験生の立場にたった考試員の心構えのお話は、改めて責任の重さを感じずにはいられませんでした。最後に道場を出来る限り開設し、その輪を拡げて下さいと締めくくられた。その後、記念撮影、辞令発令と続き2日間に渡る「平成21年度・拳正道夏期指導者研修会」は無事幕を閉じました。先生方大変お疲れさまでした。

2009 ⁄

36周年目を迎え……。

T-shirt Design by UEKUSA

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昨年は拳正道35周年という大きな節目を経験し、こころを新たに新年を迎えた。自身は今年、入門し30年。はじめて受けた3級の試験が、昨日のように思い出される。あのドキドキした気持ちは、今も大切な財産である。今年も恒例のランニングをした。大晦日の深夜から年明けの時間を、年を跨いで走っている。かれこれ10年くらいになるだろうか?これをしないと年が明けないわたし。年寄りくさいと思われるかも知れませんが、生きている幸せを感じる時間なのかも知れません。

先日、ある詩を知りおおいに励まされました。ご紹介いたします。
「人生の詩」
50、60、まだまだ蕾み。
70、80、働き盛り。
90過ぎて迎えにきたら、
100まで待てと追い返せ。

今年55才になるわたし。この詩で元気をいっぱいもらうことができました。
暗いニュ?スばかりの世の中ですが、拳正道でつちかった忍耐力で今年も頑張ります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

2008 ⁄

拳正道35周年記念大会、熱気と歓声の中終わる。

11月2日(日)、茨城県牛久市総合体育館にて「拳正道35周年記念大会」が開催された。素晴らしい秋晴れの中、多くの人が訪れ盛会に幕は開いた。はじめに秋月道主先生より35周年を振り返ってのご挨拶があり、その歴史の深さが言葉のひとつひとつに感じられ、こころをうたれた。先生は昨年還暦を迎えられが、25才で先代と拳正道をはじめ、35年のすべてが人生だったと言われた。言葉にすれば簡単だが、大変な偉業である。わたしはそんな拳正道に出会えたことを、あらためて誇りに感じた。わたしの35周年には、まだ7年ほどあるが、これからも身体の続くかぎりその道を求め続けようとあらためて思った。

大会は理事の先生方による、奉納演舞からはじまり素晴らしい大会になった。我が師、倉持先生はくるみ先生と麗美先生と親子3人演舞を披露された。息の会った素晴らしい形と迫力のある気合いは、見るものに大きな感動をあたえ会場からたくさんの拍手を頂いていた。35周年ということもあり、参加選手たちも、かなり練習を積み上げたのだろう、どれも甲乙の付けがたい演舞ばかりであった。午後は予選を勝ち抜いてきた、乱取りの選手たちの熱戦が繰り広げられ大盛況の中、大会は幕を閉じた。

表彰式のあと、省吾副道主先生が総評とお礼のことばを述べられた。その中に「今日35年という節目の日を終えましたが、拳正道はこれで終わりではありません。明日からまた新たな修行がはじまります。気持ちを引き締め、道場に足を運ぶことがとても大切なことだと思います。」と述べられた。大会を閉めるにふさわしい、ほんとうに大切なことをことばを言われた。「初心忘れるべからず」そして「継続は力なり」をあらためてこころに刻み、拳士たちはさらなる前進を誓ったにちがいない。