拳正道では毎年6月、指導者を集めた研修会が行われる。研修目的は技の確認と、さらなる技術向上の鍛錬である。普段なかなか知る事の出来ない上級の技や、 器物法その他多くの教授を道主自らご指導くださる。と同時に四段以上の高段者のための公試が行われます。そしてもうひとつ、年に一度の先生どうしの交流で ある。とても貴重な時間で赤帯(四段以上)の先生方にとっては不可欠な研修会になる。毎月行われる研修会とは違い、実に中身の濃い研修会といえる。
拳正道は創立43年目になりました。長い歴史を刻み、さらなる発展へと道主はじめ多くの先生方が日々精進を重ね今日がある。ここ数年、諸事情により参加する事が出来ていないわたし。とても心苦しく、また大変申し訳なく思っております。
今回は歴史を振り返り、私が参加し始めた初期の頃からの研修会の記念写真をまとめてみました。長い間には他界された先生もおられます。事情により退会された先生方も・・・。みな素晴らしい先生方ばかりで多くの事を学び、いまの自分があります。全ての先生方に感謝の気持でいっぱいです。“ありがとうございます“。これからも拳正道の 発展を心から願ってやみません。拳正訓の中に“自己を確立し”ということばが謳われています。はやくこのことばを現実のものしたいと思い日々過ごしております。