拳正道とは
拳正道は、突いたり蹴ったりする技、逆を捕ったり投げたり固めたりする技、その他器物の技にいたるまで護身武道にして、男女の差別に関係なく、4歳から70歳くらいまでの人々に指導している総合武道です。また地域住民相互の交流の場ともなり、親睦を深める場として拳正道は大きな役割を果たしています。いま全国に点在する拳正道道場で武道の修行をしている会員数は、約一万人を数えます。
最近子供の運動不足がテレビや新聞などのマスコミ関係で報道され、また精神的にひよわな子供が増え大きな社会問題となっています。護身用として、健康維持向上のため、精神修養のため、あなたも一緒にやってみませんか?私たちは心身共に健康である事が、幸福だと信じています。貴方も自身の手で幸福をつかんでみませんか。
拳正道の内容
陰の技 | 人体の秘孔(急所)や関節を体捌きなどの操作により攻め、投げや逆技を主体とした技 |
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陽の技 | 徒手空拳(素手)による突・蹴・打を主体とした技 |
器物法 | ヌンチャク・杖・棒・手裏剣・サイ等、武器操作を主体とした技 |
講話 | 武道に関連するテーマや人生哲学的なもののお話 |
その他 | 人体矯正法や活殺法 |
拳正道の名称とマークの意味するもの
拳は二人以上の人々が互いに、お互いの手(技)や心の使い方に於いて人として、いかに正しく思慮分別ができるようになるかを学ぶ(道)と云う事。そのマークは「人の和」と「人の輪」の拡大を主題とした教えを表しており、ともすれば忘れがちな人の恩とか情、正義感というものを現代社会に生かし続けていこうとするものです。
拳正道の歴史
1973年 (昭和48年) |
7月2日 総合武道「拳正道」を秋月正行師により創設。 |
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7月3日 総本部を流山市江戸川台西2丁目157に置く。 | |
7月5日 柏・松戸・市川・千葉・成田・足立に支部道場を開設。 | |
1974年 (昭和49年) |
5月20日 千葉テレビで「拳正道護身術の手ほどき」として出演。 |
1975年 (昭和50年) |
1月5日 鏡開きを西船橋支部道場にて盛大に行う。 |
7月19・20日 第一回夏期指導者研修会を我孫子支部にて行う。 | |
11月28日 拳正道選手権大会を柏市民文化会館で開催。観客動因1500名と盛況で充実した大会となった。 | |
1977年 (昭和52年) |
3月15日 拳正道通信教育部が開設される。 |
10月6日 拳正道をテーマにした、リードコミックの劇画「激拳」連載はじまる。 | |
11月20日 第一回拳正道学生選手権大会が中央学院大学で開催される。 | |
1978年 (昭和53年) |
4月22日 総本部道場が柏市根戸1855に開設される。 |
7月15・16日 第四回夏期指導者研修会を総本部道場にて行う。 | |
11月5日 昭和53年度審判講習会を行う。 | |
1980年 (昭和55年) |
昭和55年度道場交流競技大会を総本部道場で行う。 |
7月19日・20日 第六回夏期指導者研修会を総本部道場で行う。 | |
1982年 (昭和57年) |
5月18日 初代道主秋月正行師、病気の為に他界される。 |
5月30日 拳正道道主秋月正行師の拳正道葬を柏市の長全寺で盛大に行う。 | |
1982年 (昭和57年) |
9月12日 第2代目・秋月孝允道主襲名式を行う。 式は初代道主秋月正行師、遺影の前で指導者全員が見守る前で盃を交わし、静寂の中無事襲名式を終えた。 |
1983年 (昭和58年) |
5月22日 拳正道初代道主秋月正行師の追悼式を総本部道場にて行う。 |
1984年 (昭和59年) |
全日本拳正道連盟広報委員会を設立し、機関紙「けんせい」創刊号を発刊。 |
1987年 (昭和62年) |
6月6日 拳正道アメリカ総本部道場をアメリカ合衆国テキサス州にて発足。 |
1989年 (平成元年) |
7月15・16日 第15回夏期指導者研修会を折立温泉ホテルにて行う |
1990年 (平成2年) |
6月18日 全日本拳正道代表選手権大会が東京都葛飾区・奥戸体育館のて盛大に開催。 |
7月14・15日 第16回夏期指導者研修会を水戸大洗グランドホテルにて行う | |
1991年 (平成3年) |
7月20・21日 第17回夏期指導者研修会を群馬県農園ホテルにて行う。 |
1992年 (平成4年) |
7月18・19日 第18回夏期指導者研修会を河口湖グランドホテルにて行う。 |
9月1日 拳正道道主監修のVTR、制作完成。 | |
10月11日 拳正道20周年記念大会の開催が決定。 | |
1993年 (平成5年) |
2月14日 拳正道20周年記念大会準備委員会が発足。 |
7月17・18日 第18回夏期指導者研修会を河口湖グランドホテルにて行う 全国同志会が発足。遠隔地拳友と情報を交し、コミニュケーションの充実を図る。 | |
11月13日 拳正道20周年記念大会が流山市民総合体育館にて盛大に開催される。千葉県知事をはじめ、流山市長、その他多くの県議会議員の先生方より御祝辞をいただき、節目のすばらしい大会となった | |
1994年 (平成6年) |
初代道主秋月正行先生の13回忌が豊四季霊園で行われた。 |
1995年 (平成7年) |
6月25日 第一回拳正道乱取大会が開催される。新種目の防具乱取が創設される。 |
7月15日・16日 拳正道期指導者研修会が茨城県阿字ヶ浦で行われた。 | |
1998年 (平成10年) |
3月8日 拳正道フリーダイヤルの番号が機関紙「けんせい」にて発表される。所在地/流山市江戸川台西 総本部事務局内 0120-743-010 |
6月7日 第四回拳正道乱取大会が中央学院大学にて開催。出場選手総勢207名。 | |
7月12日 12月13日、茨城県沼南町総合体育館にて、拳正道25周年記念大会の開催が理事会で決定。 | |
12月13日 拳正道25周年記念大会が開催される。多くの議員の先生が祝辞を述べられ、盛会の中終わる。 | |
2000年 (平成12年) |
1月9日 機関紙「けんせい」にて秋月道主先生が拳正道27年目の節目を迎え、理念の「和と輪」を更に拡げ強調することを語られた。 |
6月25日 第六回拳正道乱取大会が中央学院大学にて開催。出場選手総勢251名。 | |
2001年 (平成13年) |
6月27日 拳正道乱取大会が中央学院大学にて開催。 |
2002年 (平成14年) |
6月20日 2002年度道場交流乱取大会が開かれ、参加選手が320名を超えた。 |
2003年 (平成15年) |
1月12日 機関紙「けんせい」にて秋月道主先生が拳正道が三十周年を迎え、決意を新たにし永続萬進を誓った。 |
2月24日 拳正道総本部副理事長、南條米男先生、心不全により64歳で永眠。告別式には約2000人が弔問に訪れ、別れを惜しんだ。 | |
7月12日・13日 平成15年度夏期指導者研修会を鹿島ハイツにて行う。拳正道三十周年記念大会が10月26日に開催される事が発表される。牧野俊彰理事を中心に拳正道創立三十周年記念大会、準備委員会が発足される。 | |
10月26日 拳正道創立三十周年記念大会が茨城県牛久市総合体育館にて、盛会の中終わる。三十周年の節目を迎え、新たな前進を全員で誓った。 | |
2008年 (平成20年) |
11月2日(日)、茨城県牛久市総合体育館にて「拳正道35周年記念大会」が開催される。参加拳士700名超、観覧者を合わせて2000名規模の大会となった。 |