2021年が、みなさまにとって幸せ多き年であり万寿ように・・・。
2021 ⁄
1/20
2021 謹賀新年
2016 ⁄
12/27
千住支部道場、活動休止のお知らせ。
今年も残すところ、後5日となりました。みなさまには年の瀬の中、忙しくお正月の準備等に追われていることとお察し致します。
さて、年末に残念なお話をさせていただきます。30年にわたり活動をして参りました、拳正道千住支部の活動を2016年12月末で休止するはこびと致します。長きにわたり可愛がっていただいたみなさまには、こころより感謝致します。道場の閉鎖に至るまでには、いろいろと気持の整理があり長い時間を費やしてしまいました。理由をあげればキリがなく、どれもが言い訳になってしまうのでいちばん大きな理由だけ少し記載いたします。
まずは、年齢に伴う体調維持の問題。6年ほど前に左足の股関節に激痛が走り、寝ることさえ出来ない状況にいたり病院へ・・・。診断の結果は「変形性股関節症・末期」と言われました。何らかの衝撃で股関節の間にある軟骨に傷がつき、長い年月を経て軟骨が削られ無くなってしまい、関節事態が変形を起しているとの診断。はじめはなんのことを言われているのか実感は無くただ唖然だったと記憶しています。手術により人工関節をいれることも、進められましたが先生がいうには“前と同じように動けるようになる訳ではないので”と念をおされました。普通の生活に支障がない身体になるとの説明でした。手術には時間も費用もかかり、何ヶ月も道場を休まなくてはならず結局無理をしないことでだましだまし様子を見ていくことで現在にいたりました。体力はある方なのでなんとかやって来ましたが、蹴りの練習はどうしても無理があり、軸足にした際関節が抜ける感覚が多くなりバランスを崩すことが多くなりました。いつも100%の力で稽古に励むのをモットーに走ってきたわたし。自分らしさの出せない道場では、指導者としてはとても情けないと考え6年の間我慢してきたことに一度ピリオドをつけることに致しました。
すでに門下生には話しをとおし、了解をいただきました。ほかにもいくつか理由はありますが、すべてわたしの不徳の至りとご理解ください。
すでに東陽道場も閉鎖していますが、長い間2カ所の道場で多くの門下生に支えられ続けてこれたことを感謝するとともに誇りに思います。“ありがとうございました”。
拳正道は素晴らしい武道です。これからも大切にし自身のステータスとして、何らかの形を残す考えです。まずは、身体のケアをしっかりし「心・技・体」の充実に専念しようと考えております。わがままをさせていただきますが、再生の時間をしばらくお貸しください。必ず自分らしさを取り戻し、みなさんの前に立ちたいと思っております。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 拳正道千住支部道場 植草庄治
2016 ⁄
11/5
夏期指導者研修会の思い出。
拳正道では毎年6月、指導者を集めた研修会が行われる。研修目的は技の確認と、さらなる技術向上の鍛錬である。普段なかなか知る事の出来ない上級の技や、 器物法その他多くの教授を道主自らご指導くださる。と同時に四段以上の高段者のための公試が行われます。そしてもうひとつ、年に一度の先生どうしの交流で ある。とても貴重な時間で赤帯(四段以上)の先生方にとっては不可欠な研修会になる。毎月行われる研修会とは違い、実に中身の濃い研修会といえる。
拳正道は創立43年目になりました。長い歴史を刻み、さらなる発展へと道主はじめ多くの先生方が日々精進を重ね今日がある。ここ数年、諸事情により参加する事が出来ていないわたし。とても心苦しく、また大変申し訳なく思っております。
今回は歴史を振り返り、私が参加し始めた初期の頃からの研修会の記念写真をまとめてみました。長い間には他界された先生もおられます。事情により退会された先生方も・・・。みな素晴らしい先生方ばかりで多くの事を学び、いまの自分があります。全ての先生方に感謝の気持でいっぱいです。“ありがとうございます“。これからも拳正道の 発展を心から願ってやみません。拳正訓の中に“自己を確立し”ということばが謳われています。はやくこのことばを現実のものしたいと思い日々過ごしております。
2016 ⁄
1/5
謹賀新年。“無”は0からのスタート。
無という漢字を辞書で調べると、幾通りもの熟語が表われる。良いものもあれば、また逆に悪い意味のものもある。古い形では、無・林・亡を合わせた字。そもそも“無”とは、ないという意味で打ち消しの語と記され、多いものがなくなることで「ない」という意味になる。どちらかと言えばあまり良い意味ではないようである。
たが、熟語を辿るととても良い意味で使われることも多く、仏門(武道)の世界では無の境地(無念無想)という言葉が使われ、“曇りのない心”を表現もする。わたしが選んだこの字が、今年のテーマ。常に平常心を忘れずまっさらな状態で、こころ穏やかに日々をおくれるよう努力したいと思っています。凡人のわたしにはかなりハードルが高いのを承知で選びました。無方、無心、無双、無我、無限、無垢、無想。これらの言葉をひとつひとつ噛み締め、2016年を歩いて行こうと思います。本年もどうぞよろしくお願い致します。
※千住支部道場・東陽支部道場では、門下生を募集しております。ぜひ、一度体験入門にお越し下さい。練習日が限られているため、通うのが難しい方やお住まいの都合で厳しい方には他の道場をご紹介致します。お気軽にご相談ください。
連絡は03-3646?4995(事務所)または、携帯090-3448-1135植草まで。事務所は留守電になっていますので、お名前やメッセージとご連絡電話番号を吹き込んでください。聞き次第返信をさせて頂きます。よろしくお願い致します。支部道場長・植草庄治
2015 ⁄
1/9
2015年、謹賀新年。
2014 ⁄
10/31
暑さ寒さも、彼岸まで・・・。
みなさま大変ご無沙汰をしております。“暑さ寒さも彼岸まで・・・”とは良く言うもので、お彼岸を境に一気に秋。そしていよいよ今年も後2か月。“光陰矢の如し”、本当に1年はあっという間。50歳を過ぎたあたりから、まるで崖から転げ落ちるような早さで時間が過ぎて行きます。さて今年も「道場交流競技大会」の日(11月2日)が近づいて参りました。思えば選手として出場していた頃を、いまは懐かしく思い出します。出場選手のみなさま、どうぞ日頃の稽古の成果を充分に発揮し頑張ってください。そして大会の成功をこころからお祈りいたします。
今日は11月の稽古日程についてのお知らせです。現在東陽支部は諸事情により活動休止で、唯一継続している千住支部道場。そちらも門下生は少ないものの、みな頑張って稽古に励んでおります。区の方針で使用する体育館も2年前から有料になり、少々負担が多くなりました。それでも30年近く続けて来た道場ですので、ここは踏ん張りどころと日々頑張っております。
その千住道場ですが、11月はいろいろなイベントや学校行事などが多く、お借りしている常東小学校も使える日が2日と厳しい状況になりました。稽古日は11月22日日と29日の後半の週になります。門下生のみなさんにはご迷惑をお掛けし、大変申し訳なく思います。稽古の出来ない日は、それぞれ工夫をし自宅でトレーニングをして頂ければ嬉しく思います。何か不明な点がありましたら、メールまたはお電話をください。よろしくお願い致します。
2014 ⁄
4/10
2014年春。さくらの花びらが空を舞い・・・。
満開のさくらもあっと言う間に終わりを告げ、今年も新しい年度がスタート。みなさんご無沙汰しております。卒業式が終わり、学校は新入生を迎えての入学式。期待と不安を胸にかかえて、子どもたちはそれぞれの門をくぐり第一歩を歩み始めました。人生には幾度となくスタートラインが用意されています。身体より大きなランドセルを背に学校に向かうこどもとすれ違う度、遠いむかしを思い出します。ただそれだけなのに、何故か胸が熱くなるわたし。これも年を取った証し・・・。
そんな季節にわたしも、とうとう3回目の成人式を迎えてしまいました。実感がなく、ただただ自分でも驚く有様。60にもなると、さすがにこころと身体のバランスがくるいはじめる。自分だけが知る衰えとの格闘。まだまだと思う自分と、もう充分だろうと思う自分。さて、これから何をはじめよう。だれも答えをだしてはくれない。だから、もう少し頑張ってまだ見つからない答えを探し、前に進もうと思います。確かな自分を見つけるために・・・。2014.4.10