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2006年を締めくくる、二冊の装幀。(06.12.26)

 年の瀬に、まったく傾向の違う本をデザインさせていただくことに。どちらも、やりがいのある楽しい仕事になりました。
1册はお茶の水女子大学附属幼稚園の創立130周年記念史「時の標」(フレ−ベル館刊)の装幀・編集デザイン。そしてもう1冊は読売新聞社の記者である著者が書いたエッセイ集「天然ごはん」(五月書房刊)。
 「時の標」は日本ではじめて造られた幼稚園の、まさに歴史と伝統をまとめた本。幼児教育の粗、倉橋惣三の教育理念をもとに、執筆している先生方の子どもに対する愛情が、いたるところにちりばめられ、児童教育に関わる人には貴重な資料に。シンプルな写真と文章構成でまとめてみました。
 もう1冊は、肩の力をぬいて一気に読める、一服のお茶的エッセイ集。著者の転勤生活で学んだ、生活のエンジョイ方法と言った内容の本。ともすると暗いイメ−ジになる転勤生活を、これほど楽しめる著者はすごい人。本の帯に推薦文を書いている、みなみらんぼうさんの言葉を最後に紹介しよう。「つい読まずにはいられない。目から鱗の食いしん坊コラムと暮らしの発見。」
 みなさん書店で見かけたら、どうぞ手に取ってみてください。

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