昨日はゴールデン・ウィーク最後の祝日、「こどもの日」。みなさん楽しい休日を過ごしたでしょうか?わたしは趣味の銭湯巡りで、スカイツリーのお膝元にある「薬師湯」へ、チャリを走らせひとっ風呂浴びに行ってきました。駅周辺は人の波でごった返し、まるでここは原宿か?と思わせる様相。それにしても久しぶりに大勢のひとを目にし、コロナにもめげない人の強さを感じました。
さて、みなさんは「こどもの日」の意味や由来は知っているでしょうか?昔は「端午の節句」と呼び、男の子の健やかな成長や幸せを祈り、お祝いをする日でした。でも本当はこどものお祝いだけでなく、「お母さんに感謝する」という意味もある日なのです。自分だけ楽しい思いをするのでなく、この日は日頃の感謝を込め何でも言いからお母さんのお手伝いなんかしてみてくれると嬉しいです。
「こどもの日」と言えば、鯉のぼり。昔は街のあちこちにのぼっていましたが、東京では観ることが少なくなりました。「鯉」は流れの強く速い川でも元気に泳ぎ、滝さえのぼってしまう魚。そんな鯉のように逞しく大きくなって欲しいという願いが込められ飾っていました。また、「兜」を飾るのは身を護って元気に育てとの願いが込められ、柏餅を食べるのも、柏の葉は新しい芽が出るまで落ちないということから、“子孫繁栄”の縁起ものとされています。そして「菖蒲湯」に入るのには、武家社会の時代に「勝負」や「尚武」などの言葉にかけられた菖蒲に、逞しく成長することを願ったことが今も続いている習慣です。こんなにも多くの意味を持つ習慣は日本の伝統。あらためて日本の国に伝わる素晴らしい風習に感謝です。お母さんたちにも、合わせて感謝です。
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