江東区大会が無事終わり、そろそろ一か月。東京の梅雨が明け、いよいよ夏本番。毎日うだるような暑い日が続いている今日この頃。師匠の田淵先生から“お前の還暦祝い”をするから来い、と声がかかり20日夕方麻布の道場を訪れた。渋谷の道場でさよなら会をやって以来、はじめて来た新道場。先生らしく無駄のない武道一色の風情。相変わらず粋である。還暦など意識の中には微塵もないわたし。時々、“還暦だから優しくしてね”などと利用はしている言葉ではあるが・・・。一度は断ったものの、あまり失礼にならぬよう馳せ参じた。師匠からわざわざやってもらえるなど、弟子冥利に尽きる。古い仲間が顔を揃え宴会が続いた。中には知らない顔もあり、“だれだこいつ”いったい何の会なの???って思ったりもしたが、これが護心館田淵道場。素直に感謝である。江東区大会あとの打ち上げでも、門下生たちから還暦のお祝いをもらった(赤い面と門下生からのメッセージ集)。長い間スポチャンをやってきて、人と人の繋がりを大切にしてきたご褒美と受け止め、さらなる発展をこころに誓った。個別に頂いたプレゼントなど多くのお祝いを頂き、感謝のきもちでいっぱいである。バドミントンの仲間からももらっているので、もう3回目。こう何度もしてもらうと何だか“年なんだから少しオトナシクしてください!”と言われているような気がします。下に還暦の意味を調べ参考に載せてみました。みなさん、まだ半分みたいですよ・・・。やっと半分か?頑張らねば・・・。植草
P.S.
田淵先生から『山』という額を頂戴した。もちろん先生の直筆である。先生がわたしをイメージし書かれたもの。意味を言われたが、酔っていたので覚えていない。ただ、うちの道場名は不動塾。その不動は“動かされないこころ”を意味している。武田信玄の旗印「風林火山」は有名。その中の山は“動かざること山のごとし”とある。わたしはそれを素直の受けとめようと思っています。
◆還暦(かんれき)とは、千支(十千十二支)が一巡し、起算点となった年の千支に戻ること。通常は人間の年齢について言い、数え年61歳(生まれ年に60を加えた年)を指す。本卦還り(ほんけがえり)ともいう。30周年を半還暦・120周年を大還暦という。日本では、本人に赤色の衣服(ずきんやちゃんちゃんこなど)を贈る。かつて魔除けの意味で産着に赤色が使われていたため、生まれた時に帰るという意味でこの習慣がある。また成人式に対し、第二の人生の出発として祝う「還暦式」と呼ばれるものが行われ始めた。